今は結婚しておだやかな毎日を送っている私ですが、若いときは恋愛に依存するタイプでした。
彼氏ができるといつも相手の顔色ばかり伺って、「嫌われたり、フラレたらどうしよう」「彼を失ったらこの先生きていけない。」なんて悪い想像ばかりしていましたね。
毎回恋愛で泣いたり失恋しても、またこりずに辛い恋愛や苦しい恋愛ばかりしてきました。
でもあるとき、「このままじゃダメだ!いい加減に依存体質から抜け出そう」と思ったんです。
その後、環境や自分の考えを変えることで、ステキな出会いにも恵まれて結婚することもできました。
今回は元恋愛依存の私が、ダメな恋愛から卒業するために実践したことを紹介します!
次こそはいい恋愛をして幸せになりたい!
そう思ったらぜひチェックしてみてくださいね。
精神的・肉体的に不安定だとダメな恋愛をしがちでした
今思えば、ダメな恋愛をしているときは、自分の精神状態が安定していなかったと思います。
心が不安定だと、体も疲れやすくなるんですよね。そして疲れていると恋愛もうまくいかないんです。
仕事や勉強をするときにしても、疲れているときって集中できなかったりしませんか。
恋愛も同じで精神が安定しているときじゃないと、相手のことを見極めるのも困難だと思うんですね。
弱っていてもいい出会いに恵まれればラッキーですが、メンタルが弱っているときに出会った相手が悪い人だと最悪ですよ。
よくドラマであるじゃないですか、弱っている人を狙って騙したりする悪い男性って。
現実の恋愛も同じで、疲れているとちょっとやさしくしてもらっただけで魅力的に見えたり、すぐ好きになったりしちゃいますからね。
あとは騙されたり浮気などで裏切られたりしないにしても、やけになっているときって性格やフィーリングが合わない相手を好きになってしまうこともあります。
自分にぴったりな相手を見つけるためにはまず、自分の健康管理に気をつけてメンタルを安定させることが一番の近道だと思いますよ。
脱ダメ女を目指して私がしたこと:自分の気持ちを明るくしてくれる人と話す
私がダメな恋愛から抜け出したタイミングは、20代後半の大失恋後でした。
冒頭でも話したように、過去の私は恋愛が人生のすべて、つまり男性がいないとダメな人間だったんですね。
恋人と別れるたびに泣いてばかりいました。一人で部屋にいても悪い妄想ばかりが頭に浮かびます。
このままではどうしようもできないと思い、なんでも話せる親友に電話しました。親友は泣いてネガティブ思考になっている私の話をいつまでも、何回も聞いてくれました。
また親友以外にも、職場の上司にもやさしく聞いてもらったりしましたよ。男性目線の話は、女性とはちがう観点でアドバイスしてくれるので、参考になりました。
恋愛で悩んで、自分ではどうしようもなくなったら、思い切って他人を頼るのも一つの手だと思いますよ。できれば自分の気持を前向きにしてくれる人がおすすめです。
なんでも話せるような家族や友達がいないときは、別に他人でもいいと思います。今はSNSも普及していますから、匿名で相談することもできますよね。
私でよければいつでも聞きますので、心がラクになるなら相談してみてくださいね。
自分の気持ちがプラスになるような人を見つけるのは、恋愛だけでなく人生においても重要だと思います。
私自身も元気があるときは、友達からの相談はなるべく聞くようにしています。自分が助けてもらった分、友達が困っていたら励ましたいですからね。
でもまずは自分のメンタルと体が一番!
疲れているときは自分を優先的にかわいがるようにしていますよ。
自分を大切にできないと、他人のことを大切にできないですからね。
恋愛で弱ったときは、視野が狭くなっているかも。自分で抱え込まずに、他人を頼るのもときには大切です。自分の気持ちを前向きにしてくれる人は貴重な存在ですよ。
脱ダメ女を目指して私がしたこと:たっぷりの睡眠と栄養をとる
周りの人に恋愛相談をするとよく言われた言葉がありました。
それは「寝てる?ちゃんと食べてる?」です。
おそらく私のやつれた表情、覇気のない声を聞いて友達も心配してくれたんでしょうね。
失恋で傷つくと無気力になり、食べるのを忘れがちでした。そして夜になるとさみしくて、悲しくて泣いてばかりだったので睡眠不足に。
「ちゃんと寝ないと元気も出ないよ。寝たあとはご飯も食べてね。」と友達からのアドバイスをうけて、たっぷり休養しました。
食欲がなくてもゼリーやプリンなど、食べやすいものを見つけてなんとか食べましたよ。
おいしいものを食べて夜はしっかり寝て体を休める。そうするとまたがんばれそうな気がするので人間の体って不思議なものです。
少しずつでいいんです、焦らずに自分のペースで心と体を回復させましょう。
夜眠れないときは、ホットミルクがいいと聞いたので飲むようにしていました。体が温まって、安眠できましたよ。
失恋してもしっかり食事と睡眠を忘れずに。当たり前のことかもしれませんが、情緒を安定させるには欠かせませんよ。
脱ダメ女を目指して私がしたこと:散歩や筋トレなどで体を動かす
たっぷり休んですこしずつ元気がでてきたら、ウォーキングや筋トレなどで体を動かしました。
運動した理由は気分転換になって、体力も精神も鍛えられると思ったからです。
とはいえ、誰にだって気分が乗り気じゃなくて運動したくないときもありますよね。なにもしたくないときは、家のまわりを散歩するだけのときもありました。
最初はあまり気乗りしなくても、家に帰る頃には不思議と気分がスッキリしているんです。
結婚した今でも毎朝散歩は欠かさずやっていますね。
普段通らない道を通って、小鳥のさえずりに耳を傾けてみたり。
歩くことはお金をかけずにできる最高の運動だと思っています。
散歩という名目で歩かなくても、ウィンドウショッピングや仕事の帰りにいつもより遠回りをして帰ったり。それだけでも十分運動になります。
歩くことはスポーツジムに通わなくても気軽にはじめられる運動なのでオススメですよ。
運動が面倒だったら短時間の散歩がオススメ!朝から朝日を浴びて散歩すると気分もスッキリしてすがすがしい気持ちになりますよ。
脱ダメ女を目指して私がしたこと:男性に対して過度な幻想や期待をもつのをやめた
私は昔から背が高くて、シュッとした細い目の人に弱いんですね。
そしてタイプの男性に出会うと、「この人はきっと性格もいいはず!」と勝手に決めつけていました。
私のダメな恋愛思考は、異性に対して勝手に幻想をいだくことです。少女マンガや恋愛ドラマ好きな影響もあったかもしれませんが、「好きになった男性はみな王子様」みたいな発想になっていましたね。
男性に幻想をいだきすぎると、現実が見れないんですよ。
彼にひどいことをされても、「彼はいつか変わってくれる。彼をわかってあげられるのは私だけ。」と、自分に都合のいい解釈ばかりしていました。
女性が尽くしたり将来に期待して寄り添っても、案外何も考えていない男性も多いですからね。
世の中の男性すべてを疑えとまではいいませんが、はじめから信用しすぎるのもよくないと反省しました。
悪い男性に騙されないためには、自分のフィルター越しに相手を見ないこと。好きな人のいいところも、悪いところもしっかりと受け止めたいですね。
脱ダメ女を目指して私がしたこと:自分の幸せを他人にゆだねない
私は自分に関わる人や、異性のことはすぐに好きになるのに、自分のことはあまり好きじゃありませんでした。
むしろ過去の私は、自分のことを好きじゃない自分にすら気付いていませんでしたね。
人を好きになることが優先して、自分と向き合うことをおろそかにしていたんです。もしかすると、好きな人に夢中になる自分に酔っていたのかもしれません。
そして「彼氏が自分を幸せにしてくれる。」と、自分の人生を他人まかせにしていましたね。
親友からいわれた「自分を一番大切にできるのは自分だけ。」この一言が、自分の人生を見直すきっかけになりました。
自分の人生なのに、自分の幸せを他人にすべてをゆだねるのはおかしいなって気付いたんです。
彼氏や友達に甘えたり、頼ることはあっても依存することはなくなりましたね。今は「パートナーの夫と一緒に幸せになる。」という自立した考え方で仲良くしていますよ。
若いころと比べると自分のメンタルと上手に向き合えるようになってきましたが、今でも悩み事があるとネガティブになるときもあります。
落ち込んだときはどうしているかというと、ありのままの自分を受け止めるようにしていますよ。
昔の私はテレビや本などで「適当でいい、細かいことは気にしないでいい」「考えなくていい、悩まなくていい」というアドバイスをみて、そのとおりマネしていました。
これくらいで悩んじゃダメだ!もっと気楽にいこう!と。
でもそれって結局自分の性格を否定する気がするんですよね。だって落ち込みやすいのが私で、細かいことで悩むのも私の性格なんですもん。
とはいえ、トラブルやいやなことが起きたとき悩みすぎたくないし、ダメージは最小限にしたいですよね。
そんなときオススメの方法があります。
なにかいやなことがあって落ち込んだときは、第三者の目線で自分を客観的に観察してみてください。
イメージとしてはテレビで芸能人のゴシップネタや、ニュースを見ている感覚です。
たとえば芸能人が離婚した、浮気されたニュースを見ても「へ〜、そうなんだ。」くらいに思いませんか。
みんな人それぞれいろいろあるんだな、と思いますよね。
自分に悪いできごとや悩み事が起きたときはニュースを見ている感覚で「あ〜、自分は今トラブルがおきて落ち込んでいるな。まあ、悩んでウジウジしている自分でもいいか。」と思うようにしています。
明るくがんばれるときもあれば、やる気が出ないときもある。そのように受け止めて、どんな自分でも自分を見放さないようにだけ気をつけています。
自分の性格を変えることはむずかしいと思い、考え方やトラブルがあったときの受け止め方を変えました。
さいごに
私が恋愛で依存しなくなった方法は、健康に気をつけてメンタルを安定させることでした。
他人を変えるのはむずかしいことですが、自分の未来は自分の行動次第で変えられると思っています。
恋愛に疲れたり、自分のことがキライになりそうになったら、ぜひ今回紹介した方法を思い出してみてくださいね。
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