私が彼氏とはじめて同棲したのは、19歳のときでした。
今回は当時付き合っていた彼氏との出来事を振り返って、なぜ一緒に住むことになったのか話していきたいと思います。
人によって同棲理由はさまざまだと思うので、「こういった理由で同棲をはじめるカップルもいるんだな」くらいの軽い感覚で聞いてもらえたらうれしいです。
同棲前のカップルそれぞれの暮らし
私が彼氏と同棲に至った理由を話していく前に、同棲をはじめる前のカップルそれぞれの暮らしを紹介します。
わかりやすいように、私が当時付き合っていた彼氏をアキラ(仮名)としますね。
当時私は一人暮らし、彼氏のアキラは実家住み
▼アキラと私が同棲する前の暮らしは、ざっくりまとめるとこんなかんじでした。
- 彼女のあかり:高校を卒業後県外へ就職。会社から徒歩5分の距離に会社名義のアパートに一人暮らし
- 彼氏のアキラ:就職先で出会って付き合った彼氏。あかりの住むアパートから車で約1時間の場所にある実家で親と同居中
当時19歳だった私が住んでいたアパートは、そのときに私が働いていた会社の寮でした。
寮といっても用意されたアパートはレオパレスで、会社名義という点以外は、普通の一人暮らしとなんら変わりありません。
同じレオパレスに住んでいる人たちも、私と同じ会社の人もいれば、ぜんぜん関係のない職種の人などさまざま。
特に近所付き合いもなかったので、気楽に一人暮らしを満喫していましたよ。
私の住んでいたレオパレスから会社は徒歩5分ほどの距離。近いので車は持たずに、毎日歩いて会社に行っていましたね。
一方アキラの住んでいた実家は、会社まで車で片道約1時間の場所。
残業で遅くなったときなどは、会社から激近に住んでいる私からすると見ていて大変そうに思っていました。
同棲前は私の一人暮らしするアパートでよく会っていた
お互いの勤務先から私の家が激近なのもあり、仕事帰りにアキラはよく私の家に寄るようになりました。
私の家で一緒にテレビを見たり、私の手料理を食べてまったりするかんじでしたね。
休みの日は私のアパートまで車で迎えに来てくれて、一緒に買い物にでかけたり楽しかったです。
付き合いたては、アキラが私のアパートに来て数時間して帰る。そのような感じで過ごしていたのですが、付き合って3ヶ月くらいすると、そのまま泊まって翌日一緒に出勤する日がチラホラ増えてきました。
一緒にいる時間が増えてきてもちろん楽しかったのですが、アキラが私のアパートに来る回数が増えれば増えるほど私のモヤモヤが溜まっていくのでした。
なぜ私がモヤモヤしたのかは、のちほど話しますね。
私たちカップルが同棲を決めた理由
同棲前のカップルの暮らしがイメージできたところで、なぜ私とアキラが同棲をすることになったのか理由を話していきますね。
恋人同士が同棲をはじめる理由のうち大半は、好きな人ともっと一緒に居たいなどプラスな理由が多いのではないでしょうか。
私たちが同棲を決めた理由はもちろん好きだからという気持ちもありましたが、プラスな理由ばかりではありませんでしたた。
カップルが同棲を決めた理由① 私の一人暮らしのアパートに入り浸る彼氏にモヤモヤした
付き合って半年ほどたつと、アキラは週の半分以上私の家に泊まる生活になっていました。半同棲といったところでしょうか。
これまで彼氏とお泊りデートなんてしたことない、まだ10代の私からすると最初の頃はすべてが刺激的で楽しかったです。
家族から離れて門限もなく彼氏と遊べて、生活のやりくりもすべて自分でして、なんだか大人になったような気がしていました。
好きな人が朝も夜も私のアパートにいるのがなんだか不思議で、ドキドキしてアドレナリン出まくりでしたね。
だけど人間、そのうち慣れてくるんですよね、そのうち私の家に入り浸るアキラに対してモヤモヤするようになりました。
ここまで見て「半同棲が、モヤモヤするのわかる!」と思う人もいれば、「恋人が自分の家に泊まりに来るのがなんでいやなの?好きならどれだけいてくれてもいいじゃない?」と考える人もいるかもしれません。
あくまで私の体験談ですが、彼氏と半同棲をすると以下のような点でモヤモヤしましたね。
- 一人暮らし用のアパートは部屋がせまいので2人で生活すると圧迫感がある。
- 自分の時間がほしくなる
- いつも見送る側になるので、彼氏が帰ったあと無性にさみしくなる
- 水道光熱費や食費が彼氏の分と合わせて2倍近くかかる
- 彼氏に家賃や水道光熱費を負担してほしいといいにくい
半同棲生活は、大きく分けてメンタル面と金銭面的にモヤモヤしましたね。
彼氏が自分のアパートにいる間は楽しくて幸せなのですが、彼氏が帰ってしまうとすごくさみしいんです。
しかも彼氏自身のタイミングで遊びに来て好きなタイミングで帰っていくので、それもまた余計にさみしくなるんですよね。
一人暮らし用のアパートに彼氏と半同棲するとせまくて部屋数もないので、自分のプライベートな時間がとにかく減ります。
もともと私は自分だけの時間がほしいタイプ。たとえ好きな人であっても、狭い部屋に半同棲は辛かったです。
そして次に気になるのは、お金のこと。
一人暮らしも二人暮らしも水道光熱費は変わらないよ、という意見もあるかもしれませんが私は変わりました。
彼氏に水道光熱費負担してよというのは、なんだかケチな気がして言いづらく、自分の出費だけが増えていくのはストレスでしたね。
カップルが同棲を決めた理由② 彼氏のお母さんからのひとこと
過去の私のように半同棲をしているカップルで、「二人で家賃や水道光熱費を負担しているよ。」というカップルもいるかもしれませんね。
アキラも食事やカフェ代はたまにおごってくれてはいたのですが、それ以外で金銭的に負担してくれることはありませんでした。
家賃がいくらだとか、半同棲したことで水道光熱費の負担が増えていないか聞いてくることもなかったので、私の経済事情など気にもしていなかったかもしれません。
「私このままだと、鈍感なアキラを嫌いになってしまいそう…。」ストレスMAXで私の恋愛テンションが落ちかけていたとき、アキラのお母さんがナイスなアドバイスをしてくれたんです!
私のアパートからアキラが実家に帰ったある日のこと、アキラのお母さんがこう言ったそうです。
「一人暮らしの彼女の家にそんなに頻繁に行って彼女が迷惑でしょ。アパートの保証人ならお父さんがなってあげるから、半同棲はやめて彼女と二人で住める家を探しなさい!」と。
その後お母さんからのアドバイスで、アキラもようやく私の負担に気づいたようでした。
「母さんが言うように、あかりのアパートは狭いし、二人で新しいアパートを見つけて同棲しようか。」アキラからこの言葉を言われた瞬間、私は心の中で「アキラのお母さんありがとう!」と叫びましたね。
アキラから同棲を持ちかけられたときに、私にとって実は半同棲が負担であったことをアキラに伝えました。
私の話を聞きながらアキラも反省してくれたようで、「今まであかりのアパートに自分勝手に入り浸ってごめんね。これからは生活費に関してちゃんとするから、一緒に支え合おう。」と謝ってくれましたよ。
当時アキラは実家を出て一人暮らしをした経験がないまだ22歳。今思えば一人暮らしの大変さや、お金のことにピンとこなかったのもムリはないかもしれませんね。
私の気持ちを汲み取って、アキラに注意してくれたアキラのお母さんには今でも感謝しています。
もしいま彼女の家に入り浸っている彼氏さんがこの記事を見ているのなら…、彼女が金銭的やメンタル的に困っていないかたまには聞いてあげてくださいね。
カップルが同棲を決めた理由③ 将来結婚するつもりで同棲スタート!
付き合っている恋人と同棲する理由として、将来結婚する前提で同棲をはじめる人もいるのではないでしょうか。
もしくは結婚という形にとらわれず、事実婚であったりずっと一緒に居られればいいという考えの人もいるかもしれませんね。
私の場合は結婚への憧れも強く、付き合う人=結婚したいと思える相手だったので、アキラと付き合った当時から将来結婚したいと思っていましたよ。
私のアパートに半同棲中のころは、金銭的なことやメンタル面でアキラとの別れを考えたこともありましたが、同棲が決まってからはアキラとの仲はよくなっていきましたね。
同棲前からそれぞれの両親と顔合わせもしていて仲がよかったので、私の親にも反対されることはなく周りにサポートしてもらいながら同棲することができました。
さいごに
好きな人と同棲する理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は同棲前の半同棲がきっかけでした。
当時を振り返ると彼氏を好きな気持ちが一番で、将来のことはあまり深く考えずに勢いで同棲をはじめた感じがしますね。
個人的には、同棲を決めてから新生活の準備をするまでが一番楽しかった気がします。
彼氏と一緒にアパートを探したり、家具家電を見に行ったりウキウキしましたね。
このあとまだ若い二人がどのような生活をして、好きな人との同棲はどうだったのか、また別の記事で詳しく紹介したいと思います。
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