この記事を書いているまさに今日、人生で初めての離婚調停を経験してきました。
どんな感じだったのかをレポートしてみようと思います。
現状について
レポートする前に、どういう状況でこのようになっているのかをまとめておきます。
- こちらから離婚調停を申し立てた
- 別居して2年半
- 相手が離婚に応じない
- 会話にならず離婚交渉すらままならない
論理的な話し合いができず、ただただ離婚したくないと言われるような状況で、閉塞感がありました。やる気も出ず元気もなくなっていましたね。
それを少しでも打破できればという思いで、離婚に強いといわれる弁護士さんを探して相談に行きました。
いろいろ話を聞いてもらう中で、「離婚調停をしてみるのもいいと思います」と言っていただき、少しでも前に進みたいという気持ちから進めていくことに。
はじめての家庭裁判所、受付から部屋に呼ばれるまで
弁護士さんに相談してから約2ヶ月半後ぐらいに、1回目の離婚調停の日がやってきました。
場所は家庭裁判所。
裁判所に行くなんて初めての経験で、その日の朝から緊張が続きます。
緊張するとお腹がゆるくなる体質なので、ちょっとつらかったです…。
家庭裁判所で弁護士さんと待ち合わせして、そのまま中に入ります。家庭裁判所に入るとロビーがあり、待ち合わせなどができるようになっていました。
奥のほうに行くとたくさん部屋があって、そこでいろいろな調停が行われているのでしょうね。出入りする一般の人たちもいたので、この人たちも何かしら抱えていることがあるのかなと思ったりしていました。
弁護士さんと合流したあとは、その日の流れや聞かれるであろうことについて軽く打ち合わせします。それが終わったら受付を済ませて、待機室に入りました。
待機室にも何人か人がいて、ここでみんな待つのか〜なんて思っていたら、すぐに呼ばれて部屋に向かいます。
呼ばれて入った部屋で待機するのかと思っていたら、調停員の2人がいたのでちょっとビックリしましたね。心の準備ができてなかったので少し焦りました。
調停の流れ
調停員は60代前後の男女1人ずつでした。途中から男性の裁判官も1人入ってきて、3対2の状態でしたね。
事前に弁護士さんが調停に至った今までの経緯をまとめた資料を作ってくださっていたので、それを見ながら調停員さんからいろいろと質問がありました。
離婚を決意するきっかけになった出来事や事象の詳細や、そのときに感じたことを伝えていきます。
基本的に質問にあったことに対して答えていくという流れで、こちらから話を切り出すことはありませんでした。
ただ、こちらの意図が伝わりきれていないと感じたときや、調停員さんが要約したことに対して違和感があったところは自分の言葉で訂正を入れるように意識しましたね。
なるべく感情的にならず、論理的に話すように心がけました。どの方法が正解かはわかりませんが、相手に話が通じないと思われることは避けたいと思ったためです。
こんな感じのやり取りが続き、攻守交代みたいな感じで退席する時間がきます。一旦退室してまた待機室に戻りました。
今度は調停員さんが相手側の話を聞く時間になります。それがまた30分以上続いたでしょうか。
そのあとでまた呼ばれて中に入り、調停員さんとのやり取りが進むという流れでした。相手側の言い分を聞いて、それに対しての回答をしていくという感じです。
もともと離婚するための決定的な法的理由がないため、こちらが不利なのはわかっているため、離婚したくないと言われると困ってしまいます。
とりあえずは次回までに準備しておくことを伝えてもらったり、2回目の日程調整をしてその日は終了となりました。
終わったあとはしばらくグッタリしていた
離婚調停を終えて家まで戻ってきたあとは、しばらくグッタリしていました。
普段は活動的で、時間があれば仕事も含めた何かをしていないと気が済まない性格なのにもかかわらずそうなってましたね。
初めての経験ということで神経を使っていたのかもしれません。
また、元奥さんのことを考えると気分が下がります。同居していたときも一緒にいることで日に日に元気がなくなっていく感じだったので、自分にとってはエナジーバンパイアなのかもしれません。
数時間してご飯を食べたりYouTubeを見たりしたら復活しましたので、こうやって今文章を書けています。
2回目以降の記事もまた書いていけたらと思いますので、続きを見ていただけたらうれしいです。

余談:弁護士さんといろいろ話せたのは良かったです
待合室にいるとき、自分と弁護士さんに待ち時間ができるので、その時間は次に中に呼ばれたときの対応について話していました。
また、それ以外にもいろいろな話ができたのはいい時間だったように思います。弁護士さんも、この待ち時間で雑談も含めていろいろ話せるのが仕事の楽しさの1つとも話していました。
そういった人間性が垣間見える時間は、緊張感のある時間の中でリラックスできたことの1つでした。
決して自分のことを否定せずに、理解を示す反応をしてくれたことで励まされましたね。
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